神戸市議会の橋本健元市議（３７）が政務活動費（政活費）を架空請求した疑惑で、自民党市議団は６日、橋本氏が聞き取り調査に対して不正を認めたと発表した。橋本氏は同日、神戸地検に出頭した。経緯を説明したとみられ、夕方までに庁舎を出た。地検は疑惑について捜査を始めた。

　橋本氏は、市政報告の作製費として、収支報告書に虚偽の記載をし、政活費を不正受給した疑いが持たれている。

　市議団の調査によると、橋本氏は市政報告を印刷業者（神戸市）に発注したように装い、約７１５万円の政活費を不正に受け取ったことを認めた。使途について同氏は「事務所の家賃や東京での勉強会などの政治活動費に充てた」などと説明した。


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