1月16日、東京・足立区で夫婦が自宅床下から遺体で発見された事件。19日に逮捕されたフィリピン人の女が勤めていたという東京・上野のフィリピンクラブの元同僚らを取材。その中で1000万超の金銭トラブルを証言する人もいたーー。

事件は1月16日、東京・足立区の住宅が建ち並ぶ閑静な場所で発覚。

同居する長男から、「血痕のようなものを発見した。両親と連絡がとれない」と通報を受けた警察が駆けつけると、玄関や床などに血痕があった。

そして床下から、高橋徳弘さん（55）と妻・希美江さん（52）の遺体が見つかった。

警察によると、2人の胸には刺し傷があり、遺体は、洗面所にある床下の収納場所に隠されていたという。

その後、事件はまさかの展開を迎え、高橋さんの長男と以前交際していて、一家とも面識があったというフィリピン人の女・モラレス容疑者を警察が死体遺棄容疑で逮捕した。

元同僚:
お金のトラブルがあって、1000万ちょっとぐらい?そういう話を聞いた。お客さんとか、お金を借りて。

モラレス容疑者は同僚や客から金を借り、裁判沙汰にもなっていたというのだ。

容疑者を知る人:
お金はあっちこっちから借りてるよ。金銭トラブルは多々あったみたいよ。

容疑者を知る別の人:
だからお金は元々はやっぱりだらしないんだと思うね。

また、高橋さん夫妻の長男も、モラレス容疑者に対し「数十万円貸していた」として警視庁にトラブルの相談をしていたという。

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